

フィリップ・アレオス氏は、パリにショップを構え、地下にある4つの熟成庫にてあらゆるタイプのチーズを熟成し、販売しています。
1年で扱うチーズの種類は「180~250種」にも達しますが、その一つ一つに対し、最適な温度・湿度管理・洗い方などを把握していて、経験と技術によって最高の状態にまでチーズのコンディションを高めます。充実した施設で徹底した衛生管理を行っていることでも知られています。
また、フランス労働省から熟成士としての功績が認められ、フランスでただ一人「MAITRE ARTISAN FROMAGER AFFINEUR」="チーズ熟成士の巨匠"の称号を与えられているほどの存在なのです。
彼の卓越した熟成技術はプロからも高い評価を受け、ミシュランの星付きレストランにも選ばれています。
さらに「ニューヨーク・タイムズ」誌を始めとする様々なメディアでも紹介され、世界中の注目を集めています。
奥様であるラシェル・アレオス氏とともに、今後も卓越した熟成士の技を極め、最高のチーズを提供してくれるでしょう。
アレオス氏熟成モンドールAOPの魅力
チーズ通をうならせる深い味わい。
濃厚なチーズの余韻が絶品!

アレオス氏が熟成を手掛けるモンドールの最大の魅力は、
"濃厚さ"と、食べるごとに表情を変える"複雑さ"でしょう。
アレオス氏直伝のサーブ方法で、時間をかけて楽しむモンドールの味わいは、
ほんのわずか口に含むだけで、普通のモンドールとの圧倒的な違いが感じられるのです!
舌の上でするりととろけていく瞬間、モンドール独特の「エピセア」の風味が程よく香り、
同時にミルクの優しい味わいがフワッと広がります。
しかし、アレオス氏のモンドールの本当のすごさはここから。
その後から感じられるミルクの余韻が力強く、しっかり濃厚でコクのあるミルクの味わいがどーんと押し寄せて、体全体に広がっていくような感動がもたらされるのです!
鼻に抜けるエピセアの香りと、その力強い余韻がいつまでも続くような心地よい後味は、さすが"チーズ熟成士の巨匠"と呼ばれる方の職人技ですね。
アレオス氏は、常に"生きているチーズを扱っている"ことを理解し、こだわりをもって熟成を行なっています。熟成による変化を五感で感じ取り、チーズの声に耳を傾けながら、丁寧に熟成を進めていくのが、アレオス氏のスタイルです。それを最も実感できるのは、熟成モンドールでしょう。
アレオス氏のモンドールをより堪能できる、直伝のサーブ方法はこちら。
木箱をあけて表皮を見ただけで、しっかり熟成されている様子が伝わってきます。 すぐにでもスプーンを入れたくなりますが、より滑らかな食感がお好みであれば、表皮を切り取り、上にラップをかけ、常温で30分くらいそのまま置いておいてください。(お部屋の温度により30分~1時間程度。)
室温になじみ、よりトロリとした生地を確認できたら、スプーンで大胆にかき混ぜてください。
生地にさらにツヤが出て、より滑らかな食感となります!

また、セミナーでモンドールについて語るアレオス氏の動画からも、
こだわりをもって熟成を行なう、氏の人柄に触れることができますので、ぜひこちらもご覧ください。