『エポワスAOP』とは、フランスを代表する“ウォッシュの王様”とさえ呼ばれるチーズです。
「ウォッシュチーズ」とは、熟成の過程で、その土地のワインやブランデーなどの地酒や塩水を使って、表面を何度も洗う製法のチーズのことで、その中でも圧倒的な存在感を放つのが『エポワスAOP』なのです。
エポワスは、ワインの名産地として有名なブルゴーニュ地方で、「マール・ド・ブルゴーニュ」というワインの絞りかすから作られた蒸留酒(ブランデーの一種)でチーズの表皮を洗いながら、熟成が進められます。
一般的には“通ごのみのチーズ”として知られており、初心者の方にとってはハードルの高いチーズともいえるでしょう。
このため、独特な香りのする普通のエポワスであれば、大のウォッシュチーズ好きな方以外には、あまり積極的にオススメはいたしませんが、アレオス氏が熟成したものは、全く別の話です!
チーズを知り尽くし、目の前にあるチーズのコンディションを経験と技術によって最高レベルまで引き上げるテクニックの持ち主ですからね。
彼が熟成を手掛けた『エポワスAOP』は、一口食べただけで、単なるチーズの域を超えた、全く違う次元の感動をもたらしてくれる、驚きのチーズなのです!
「チーズ初心者だから“ウォッシュチーズ”は苦手で…。」
そんな方にこそ是非知っていただきたい、熟成士チーズの繊細で力強い本当の実力を心底味わえる逸品で、これまで多くのチーズ通、グルメを唸らせてきました。
実際、このチーズを味わった後、「これまで食べてきたチーズってなに? これが本場の本当の味なの?」と、驚かれたお声も幾度となく聞いてまいりました。召し上がった方からいただいたお声も、この通りです!
「もみぢ」さん、「アイアイ」さん、ありがとうございます!
★他のウォッシュが食べられなくなるほどの衝撃とは?
★食べた瞬間にわかる圧倒的な違いとは?
ここからは、アレオス熟成のエポワスがもたらしてくれる、感動の秘密を解き明かしてまいりたいと思います!
一度食べてしまうと、きっともう普通のチーズには戻れなくなってしまうかも…。そんな“禁断の一歩”を踏み出してみてください♪
これは、フィリップ・アレオス氏の言葉。なんとも芸術的、かつ、チーズ熟成士の仕事を的確に表現している一言だと思います。
残念なことに、最近では、チーズ大国フランスでも、工場製のチーズが増えています。無殺菌乳で作られ、なおかつ熟成士が丹念に熟成したチーズは珍しくなり、価格の安さと手に入りやすさが優先の、大量生産品ばかりが目立つようになってきました。
興味の無い方から見れば、チーズも他の食品と同様に、“製造したらそれで完成”と思われていることでしょう。
しかし、チーズとは不思議な食品で、根気と愛情をもって熟成すれば、味わい・香り・見た目とも、さらに奥深いものへと進化していくものなのです。
先の言葉の通り、アレオス氏は、まず、農家やメーカーから良質なチーズを目利きして買い付けてきます。 熟成の第一歩は「原石」であるチーズを見つけるところから、はじまります。
熟成士チーズの美味しさの第一のヒミツは、そのチーズ自体がプロの目で厳選された良質なチーズであることといえるでしょう。
そして、その良質なチーズをさらに最高の状態にまで高めてくれるのが、アレオス氏の熟成技術。
温度・湿度管理を徹底し、衛生面も気をつけながら、毎日、何時間もかけてひとつひとつのチーズと向き合って熟成作業を行なっています。
チーズを手に取り、指先の感覚で熟成具合を確認し、長年の知恵と伝統、身につけた五感を駆使して、熟成されたチーズたちは、まるで魔法をかけられたかのように繊細で、奥深く、力強さをもった、より上質な味わいへと変化をとげるのです!
『エポワスAOP』は、熟成庫に入荷したての状態では、表皮も白っぽくザラついています。その状態から、「マール・ド・ブルゴーニュ」というワインの絞りかすから作られた蒸留酒(ブランデーの一種)を噴きかけながら、熟成庫に並べられたエポワスを、毎日チェックします。
しっかりと熟成されると、オレンジ色のしっとりした表皮へと変身するのですが、その間、何と6~8週間!
1ヵ月以上もじっくりと、チーズを知り尽くしたアレオス氏が、そのおいしさのポテンシャルを限界まで引き出したエポワスだからこそ、感動も大きいもの。
その感動がそのまま木箱の中に閉じ込められ、日本まで届けられるのです!
アレオス氏が熟成を行ったエポワスは、すでにしっかりと熟成が進んでいるため、蓋を開けた瞬間から、辺りにはエポワス独特の芳醇な香りが漂ってきます。
表皮は鮮やかな赤茶色へと変化しており、しっとりと湿り気を帯びながら輝いています。生地にはすでに芯は無く、中心部までが均一に熟成されており、黄色味が強いベージュ色です。
エポワスは元々クリーミーなタイプのチーズで、外皮を外していただくと、中身はとても柔らかなものです。しかし、アレオス氏のエポワスは、さらにその上を行っていて、例えて言うならば“カスタードクリーム”のような感じなのです!
カットしてスプーンですくいながらいただくと、「こんなにクリーミーなのか!」と驚かれることでしょう。
少しスプーンを回してチーズを絡めてから、そのまま口に含むと、衝撃的なおいしさが襲ってきます!
口に入れた瞬間、お酒の風味がフワリと広がり、長い余韻とともにチーズ全体を包みこみます。滑らかなチーズが舌の上でスーッと溶けていくと、お酒の風味の後から塩味が追いかけてきて、強いコクが感じられる、深みのある味わいへと変化していきます。
普通のエポワスに感じられるような強烈なインパクトはすっかり鳴りを潜め、やわらかいミルクの風味と、まろやかで繊細な味わいに圧倒されます。
これまでエポワスを敬遠していたスタッフですら、その魅力に引き込まれてしまったほどなのです!
普通のエポワスも、十分においしいチーズではありますが、さすがにこうはいきません。それほど味わいに違いがあるのです。
エポワス特有の尖った印象が、どうしてこんなにまろやかになるのか?
それこそがアレオス氏にしかできない熟成の技なのでしょう。
一口食べただけで、このチーズの持つ繊細な味わいを余すことなく感じられ、世界最高の熟成の技を感じ取ることができるでしょう。
これまで食べたどのウォッシュチーズよりもおいしい、まさに最高の感動を味わえる逸品なのです!
また、セミナーでエポワスについて語るアレオス氏の動画もご覧いただけます。
いかがでしたでしょうか?
ウォッシュチーズを選ぶ場合には、秋冬シーズンはどうしても『モンドール』の方に注目が集まりやすいのですが、より深い味わいを求める方には『エポワス』をオススメいたします。
ただし、このフィリップ・アレオス氏が熟成したエポワスを一度でも口にしてしまうと、残念ながら、もう普通のモノには戻れなくなってしまうことでしょう!
四方@店長も愛してやまない、常識をはるかに超えた“究極のエポワス”を、是非、一度、お楽しみください!
■原産国:フランス
■原材料:生乳、マール酒、食塩
■重量: 1個あたり約250g ※ 熟成により多少重量が増減します
●「ウォッシュの王様」をさらに昇華!
“ウォッシュチーズの王様”とも称されるウォッシュチーズの最高峰が、『エポワス AOP』です。ワインの名産地として有名なブルゴーニュ地方で、地酒「マール・ド・ブルゴーニュ」というワインの絞りかすから作られた蒸留酒(ブランデーの一種)でチーズの表皮を洗いながら熟成を進めていくチーズです。香りは強めで、通好みの個性の強いウォッシュチーズとしても有名です。
その個性的な一品を、“チーズ熟成士の巨匠”こと「フィリップ・アレオス氏」が熟成させたものが、『エポワスAOP MAITRE ARTISANスペシャリテ フィリップ・アレオス熟成』です。
●“チーズ熟成士の巨匠”が手がけた逸品
すでにしっかりと熟成が進んでいるため、蓋を開けた瞬間、辺りにエポワス独特の芳醇な香りが漂います。表皮は鮮やかな赤茶色へと変化しており、しっとりと湿り気を帯びながら輝いています。生地にはすでに芯が無く、中心部まで均一に熟成されており、黄色味が強いベージュ色です。ネットリ柔らかい状態ですので、スプーンですくってお召し上がりください。
口に入れた瞬間、お酒の風味がフワリと広がり、長い余韻ととともにチーズ全体を包みこみます。滑らかなチーズが舌の上でスッと溶けていくと、お酒の風味の後から塩味が追いかけてきて、強いコクが感じられる深みのある味わいへと変化していきます。一口食べただけで、このチーズの持つ繊細な味わいを余すことなく感じられ、プロによる熟成の技を感じ取っていただけるでしょう。
個性のあるエポワスを、ここまでまろやかに、そして上品に昇華させることができるのは、数多い熟成士の中でも“巨匠”と認められた彼の卓越した経験とセンスによるものに違いありません。
食べ応えのあるチーズですので、やはりしっかりしたワインと合わせていただくのがオススメです。これまで食べたどのウォッシュチーズよりもおいしい、まさに最高のおいしさをご堪能いただける逸品です。