フランスが誇るAOP(AOC)チーズたち その2

AOP(AOC)の獲得は大きな価値があります

前号では、AOP(AOC)とはどんなものかを簡単にご紹介しました。Appellation d'Origine Protégée (Contrôlée) の頭文字をとったもの。アペラシオン・ドリジン・プロテジェ(コントローレ)と読み、日本語に訳すと、原産地呼称統制という意味です。チーズの原産地をきちんと決めその土地に伝統的にある作り方やミルクの種類などもチーズごとに詳細に決められていて、伝統のチーズの味が守られています…、とここまでは前回のあらすじですね。

このような理由から、AOP(AOC)を獲得することはチーズ生産者にとってはたいへん名誉なことなのです!現在、フランスでAOP(AOC)に認定されているチーズは、わずか43種類(2003年7月現在)と少なく、その中に選ばれるのですから。また、地元のチーズがAOP(AOC)に選ばれるのは、地元の人々にとってもたいへん意味のあることです。なぜって、チーズの名前はその土地の名前がついていることが多いので、それまでは誰も名前を知らないような山奥の村の名前が、チーズがAOP(AOC)になることで全国に知れ渡るからです。そしてさまざまな経済効果も期待でき、村自体が活気づきます。

チーズがきっかけの町おこし

33番目にAOP(AOC)に選ばれたロカマドゥールも、そんなチーズのひとつです。

一口サイズのかわいい山羊乳チーズ・ロカマドゥールが作られているのはフランスでもっとも人口が少ないロト県を中心とするフランス南部です。パリから電車で南に6時間、フランスの歴代国王たちもこぞって訪れたという聖地「ロカマドゥ-ル」を擁しながらも、この一帯には国道が1本通るだけ。いわゆる過疎化が進んでいる地域です。

この地に地元のチーズ「ロカマドゥ-ル」のAOP(AOC)昇格のニュースが届いたのは1996年。地元はうれしいニュースに沸きました。それもそのはず、ロカマドゥールのAOP(AOC)獲得は、地元の人たちにとって永年の夢。十年近くAOP(AOC)昇格の運動をしてきた悲願が達成されたのです。

AOP(AOC)を獲得すると、町にはいろいろな人が訪れます。チーズの買付け商人や業者、そして、たくさんの観光客。2000年には高速道路も開通し、観光客のさらなる増加が見込まれます。お土産はもちろんロカマドゥール!
チーズがきっかけの町おこし。AOP(AOC)チーズの果たす役割は大きいのです。

<全国一律>
クール便【税抜900円(税込990円)】
常温便【税抜650円(税込715円)】となります。
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