パルメザンとパルミジャーノ・レッジャーノは同じもの?

謎の一端は英語にあり

スパゲッティに粉チーズ(パルメザン)をたっぷりとふりかけて食べるのって、おいしいですよね。このよく聞く名前の「パルメザン」ですが、実はイタリアチーズの「パルミジャーノ・レッジャーノ」のアメリカ名だってご存知でしたか?

パルミジャーノ・レッジャーノというチーズは、イタリア中央部のエミリア・ロマーニャ州で作られている大型チーズ。パルマ(世界三大生ハムのパルマハムで有名)という町と、レッジョ・エミリアという町で作られていたので、それぞれの名前をとって、パルミジャーノ・レッジャーノと名づけられました。2年以上も熟成させますので、表面にはアミノ酸の白い結晶が浮き出してきていて、旨みがたっぷりのチーズです。

そのチーズが、なぜ「パルメザン」という名前になったかといいますと、日本のチーズの歴史にあるのです。第二次世界大戦後、これまでチーズを食べたことがなかった日本にもチーズが入ってくるようになりました。しかし、ルートはすべてアメリカ経由。

アメリカでは、イタリア移民が好んで食べていたパルミジャーノ・レッジャーノを英語読みして「パルメザン」と呼んでいました。固まりのままではなく、粉にして売られていたそのチーズが、そのまま日本に入ってきて、日本でも粉チーズのことを「パルメザン」を呼ぶようになったのです。

パルミジャーノ・レッジャーノ以外がパルメザンチーズ?

本来はパルメザンとパルミジャーノ・レッジャーノは同じ物だったはず。でも、現状は違うのです。アメリカ経由の粉チーズ・パルメザンは、イタリアで作られたパルミジャーノ・レッジャーノを粉末にした物ももちろんあるのでしょうが、その多くは、アメリカやオーストラリアなどのイタリア以外の国で作られたチーズを粉末にしているのです。これは日本の国産メーカーでも同じこと。本来的には「パルメザン」=「パルミジャーノ・レッジャ-ノ」であったはずが、いつの間にか「パルメザン」=「粉チーズ」になってしまったようです。

本家本元のパルミジャーノ・レッジャーノを作っている方たちはこのような事態を憂いて、「パルメザン」という表記の使用差し止めをEUの裁判所に申し立てをしているほど。

たかが名前、されど名前。さて、どのような裁定が下されるのでしょうか。

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