奥深い味わいの上品チーズ
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天才ロドルフ氏の熟成
複雑な味わいがお口の中で七変化!
ミルクの甘みと柑橘風味の絶妙なマリアージュ。
2021年、初登場となる期待の新作チーズは、MOF熟成士ロドルフ氏のチーズ!
サヴォア地方の名産チーズ、ルブロションAOPを作る生産者が生み出した、
日本では、ほとんど見かけない珍しいチーズです。
早速、詳しく見てまいりましょう。
険しい山地を思わせるゴツゴツチーズ

フランスとスイス、イタリアの国境付近、サヴォワ地方で作られるルブロションAOPはご存知でしょうか。
この「ロッシュ デ トーヌ( Roches des Thônes )」も、同じサヴォワ地方で作られています。
生産地の近くにはトーヌという谷があり、周囲はゴツゴツとした岩に
囲まれています。
この“岩のようにゴツゴツとした表皮”が
「ロッシュ(=岩)」の名前の由来です。
『ロッシュ デ トーヌ』は、牛の無殺菌乳で作られており、
その名の通り、見た目は岩のごとくがっちりしています。
表皮が、土や藁、草などの青臭い洞窟のような香りを放つ一方、カットした断面
から、甘くフルーティーな香りが漂います。そして、内側の生地を口に運べば、
爽やかな酸味とミルクの甘みが口いっぱいに広がります。
外観こそ武骨ですが、見た目と味わいの印象は全く異なり、なんともユニークです。
この、岩のようなチーズをロドルフ氏がトゥーレーヌの熟成庫に取り寄せ、
丹念に熟成を加えた逸品が【MOF ロドルフ ムニエ熟成】ロッシュ デ トーヌです。
熟成後も大変硬そうに見えますが、セミハードタイプのチーズとなります。
【MOF ロドルフ ムニエ熟成】
ロッシュ デ トーヌの味わい

口元に運ぶと、甘いミルクの香りとフルーティー感が相まり、爽やかなヨーグルトを彷彿とさせます。
味わいもまた軽やかです。
始めは甘みが際立ち、次にミルクのコクや酸味が長く口に残り、
そして最後には、レモンのような柑橘風味のアクセントと共に、また甘みが増していくような感覚です。
ミルクの複雑な味わいが幾通りにも変化する、奥深くデザートのように上品な逸品です。
そのままの味わいを楽しめるように、シンプルにカットして口の中で転がし、
じんわりとその変化や余韻をお楽しみください。
朝食やおやつの時間に、紅茶とも相性が良いでしょう。
この希少なチーズを買いつけし、熟成した
MOF熟成士 ロドルフ・ムニエ氏をご紹介いたしましょう。


ロドルフ・ムニエ氏は、祖父の代から、親子3代にわたってチーズ作り・熟成に携わり、現在、緑が広がり自然が多く残るトゥーレーヌに工房を構えています。
数多くのコンクールで功績を残し、2007年1月にフランスに開催された「カゼウス・アワード(国際フロマジュリーコンクール)」では、見事優勝を果たしました。さらに同年の「MOFコンクール」では、決勝戦を制し、フランス最高峰の熟成士として認められる存在となりました。
ピアノや音楽を愛する彼の、芸術的な感性から作られる、上品で洗練された熟成チーズは、プロからも高い評価を受け、ミシュランの星付きレストランにも選ばれています。
ロドルフ氏について詳しくおすすめの召し上がり方
このチーズを最大限味わうには、
「シンプルにそのまま」が一番おススメです。
チーズをスライスし、美しく盛り付け、
香りと見た目を楽しんだら、
是非そのままお召し上がりください。
カットした一切れの中から、
魅惑的に変化していく味わいを
感じ取っていただけることでしょう。
朝食や午後のリラックスタイムに
紅茶と一緒のお召し上がりもおすすめです。
爽やかな味わいが、安らぎのひとときに華を添えます。

●フルーティなチーズに
フルーティなジャムを
マリアージュ。
素材や製法にこだわるパイアロップのチーズマリアージュジャムなら、
このチーズのフルーティさとも相性抜群!
メンブリージョ、いちじく、赤ぶどう、どれもよく合います。
入荷は30個限定です。
今回ご用意できたのは、30個のみ。
チーズの見た目は素朴でワイルドな趣ですが、
ミルクの甘さと、爽やかな酸味、塩みのバランスがとても素晴らしいチーズです。
“ロドルフ熟成ならではの複雑さと余韻”を楽しめる、奥深い作品となっております。
是非この機会にご賞味ください。