ロドルフ・ムニエ氏が熟成したロックフォールは、"普通のロックフォールとは全くの別物"とお考えください!
口に入れた瞬間、青カビの風味がフワッと優しく漂い、そこから羊乳独特のコクのあるミルクの味わいが追いかけてきます。市販品のロックフォールから感じられる"トゲトゲしさ"や"荒々しさ"とは全く無縁の、とても丸みをおびた味わいです。
一言で表すとすると、「それぞれの味わいが研ぎ澄まされて、全てが見事に調和している」そんなニュアンスかもしれません。
とてもエレガントで丸みの帯びた味わいのため、ある意味では"ロックフォールらしくないロックフォール"だと言えるのかもしれません。
確かに、ロックフォール特有の強い塩味も感じられますが、荒々しさというよりも、むしろそれが心地いいくらいのバランスでミルクのコクとまろやかさを楽しむことが出来ます。
青カビチーズの尖がった味わいが苦手な方も、ぜひ一度はお試しいただきたい逸品に仕上がっています。