●アレオス熟成ブルー・デ・コースとは?
世界三大チーズの1つ「ロックフォール」と比較されることが多い『ブルー・デ・コース』。生産地も同じ、使用する青カビも同じ種類、製造方法も同じなことがその理由です。
この両者の違いは、原料となるミルクです。ロックフォールは羊乳から造られますが、ブルー・デ・コースは牛乳から造られます。石灰岩の台地にあいた自然の洞窟の中で、“フルリーヌ”と呼ばれるすきま風が湿度と温度を一定に保つ役割を担い、熟成が進むのです。さらに、アレオス氏の技が加わって極上の逸品となりました。
●クリーミーでミルク感たっぷり
通常の青カビタイプに比べて脂肪分が高め。そのため口に含めばすっと溶けていくよう。ミルクの甘みとクリーミーな食感が感じられ、青カビの風味は穏やかです。熟成が浅いものは初心者の方にもおすすめでしょう。 熟成が進むにつれ風味が強くなり、男性的な強さを感じさせますが、味わいはいつでもまろやかで食べやすく、絶妙なバランスです。アレオス熟成士が時間をかけて丹念に熟成することにより、上品さを失うことなく奥行きのある味わいに仕上がりました。
●そのままでもお料理にも
やはり、アレオス氏の手掛けた熟成度を存分に楽しむには、切ってそのままお召し上がりください。チーズ本来の風味を蘇らすためにもお召し上がりの1時間前には冷蔵庫から出して常温に。フルボディの赤ワインや甘口ワインと共に至極のひと時をお過ごしください。相性のよいハチミツやドライフルーツやクルミを添えれば華やかな一皿となるでしょう。青カビの風味を活かしてお料理にもお使いください。バターと混ぜてパンに塗ったり、ドレッシングに混ぜたり、生クリームに加えてソースにも。卵とも合いますのでオムレツにもいいですね。コクと旨みが深まり、ひと味違う仕上がりになります。熟成士が創りあげた極上の『ブルー・デ・コース』を、色々なシーンでお楽しみください。