2000年以上にもわたり、フランス南西部の同じ洞窟で熟成されてきた羊乳製の歴史あるチーズ「ロックフォールAOP」。
ここはブルゴン氏が育った地域でもあります。ロックフォールAOPはフランスでの消費量が非常に高く、大手を含む多くの生産者が作っていますが、こちらは名産地であるロックフォール・シュル・スールゾン村で1872年創業の家族経営の農家が作り出す伝統的なロックフォールです。ロックフォールならではのコンバルー山のふもとにある天然の洞窟で熟成させた後、ブルゴン氏が追熟させています。
生地には圧倒的な存在感を放つ、緻密な青カビがびっしりと並んでおり、青カビ好きにはたまらない非常に満足感のある仕上がり。青カビの中にアミノ酸の結晶であるジャリジャリ感も感じられるほど、旨味が凝縮しています。また、丁寧な熟成により、バターのようになめらかな舌触りのコク深い生地がロックフォールの力強いアロマを包み込み、驚くような美味しさに仕上がっています。
塩気が気になる場合は、一かけらのバターと一緒にパンに乗せて食べても美味しいです。パンに伸びる手が止まらなくなることでしょう。
※長時間真空状態で保存すると、内部から水分が出てきます。キッチンペッパーなどで水分を拭き取れば美味しくお召し上がりいただけます。
※お召し上がりになる30分ほど前に、食べる分だけカットして空気に触れさせておくと、より青カビの色味もはっきりとして、風味が引き立ち、美味しくお召し上がりいただけます