ワイナリー地域の名前である「カヴァルキーナ」は、カヴァルキーニ伯爵邸があったことに因んだ名前です。 ワイン造りの歴史は古く、1848年にはスクトーツァの地域において、最も重要なワイン生産者として記録されています。1911年にピオーナ家の所有となり、さまざまな研究の結果、この地で最も人気のあったソアーヴェに匹敵するワインが生まれます。それが「クストーツァ」です。1971年にD.O.Cに指定されました。カルヴァキーナのワインは地元ではとても人気があり、地元の多くのレストランでワインリストに載っています。また、良質な「クストーツァ」を造る生産者として「ワインアトラス オブ イタリイ アンド トラベラーズ ガイド」や「ガンベロ ロッソ」で紹介されています。
淡い色調のレモンイエロー。香りは青リンゴのようにフレッシュな印象で、ほんのりとイーストのような香りも感じます。果実味が豊かな味わいで、酸味もまろやかながらもしっかりと感じとれます。果実味と酸のバランスがとてもよい、やさしくてフレッシュな辛口の白。いつまでも飲み続けたくなるような、飲み飽きしない味わいです。よ~く冷やしてお召し上がりください。
『コンテAOP』や『グリュイエール』などのしっかりとした味わいのハードチーズに合わせても、意外と相性がいいものです。